安曇野市: 山口家住宅

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概要・歴史・観光・見所
山口家住宅(安曇野市)概要: 山口家は江戸時代、周辺地域である長尾組(長野県安曇野市三郷・堀金地域十六ヶ村)を指揮する大庄屋を歴任した家柄で、松本藩の材木奉行を歴任した事もあり松本藩主も度々逗留に利用したと伝えられています。日本画家として有名な山口蒼輪を輩出し、明治時代にはW.ウェストンが宿泊で利用しています。現在の主屋は元禄16年(1703)初期に建てられた本軒造りの書院建築で、木造平屋建て、切妻(一部入母屋)、妻入り、桟瓦葺き、間取りは10帖間が7室連続し、格式の高い人物が利用する上段の間(床の間・書院付き)が設けられています。表門は切妻、桟瓦葺き、三間一戸、薬医門形式、左右には寺院建築で見られる眼象窓風の開口部が見られます。特に天和〜貞享(1681〜1688年)に作庭された庭園は貴重な事から安曇野市指定文化財に指定されています(平成21年:2009年に長野県指定名勝に指定)。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-長野県教育委員会・安曇野市教育委員会

山口家住宅:写真

山口家住宅
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