別所温泉: 常楽寺

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常楽寺
常楽寺
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常楽寺 常楽寺 常楽寺 常楽寺
概要・歴史・観光・見所
常楽寺(別所温泉)概要: 金剛山常楽寺別所温泉の温泉街の一角に境内を構えています。常楽寺の創建は天平年間(729〜749年)、行基菩薩が長楽寺(現在は廃寺)・常楽寺・安楽寺の3寺を開山したうちの1つと伝えられている古寺で北向観音の本坊としても知られています。天長年間(824〜834年)、常楽寺の背後の裏山で火災になった際、観音像が出現し、慈覚大師円仁が奇跡を感じ取り、宝塔を設けて観音像を安置、この宝塔が北向に建てられた事から北向観音と呼ばれるようになったと伝えられています。安和年間(968〜970)に信濃守に就任した平維茂が常楽寺の堂宇を増築、正応5年(1292)には南禅寺(京都)の開祖である大明国司が塩田別院常楽寺で「十不二門文心解」を書写したことが文献に記されています。鎌倉時代の塩田地方は塩田北条氏が多くの寺院を庇護していた為、文化的にも高く「信州の学海」の別称が当てはまるほど学問所が集まり、常楽寺もそれらの一翼を担っていたと思われます。

現在の常楽寺本堂は享保17年(1739)に建てられた寄棟、茅葺、唐破風向拝付きの建物で、桁行10間(約18m)は長野県内に残る江戸時代中期後半の天台真言系本堂として屈指の規模を持ち当時の寺院本堂建築の特色を色濃く残す貴重なものとして平成9年(1997)に上田市指定有形文化財に指定されています。本堂背後にある常楽寺石造多宝塔は弘長2年(1262)に建立されたもので総高さ274cm、安山岩、銘文にはこの地が北向観音の出現した地で建立した経緯が刻まれていることで、歴史的価値や鎌倉時代の石造多宝塔の典型として貴重なものとして昭和36年(1961)に国指定重要文化財に指定されています。隣接する常楽寺石造多層塔は大正13年(1924)別所温泉大島屋旅館裏から発見されたもので平成5年(1993)に上田市指定有形文化財に指定されています。又、寺宝も多く板絵着色三浦屋の図(国指定重要美術品)や板絵劉備檀渓渡河の図(上田市指定文化財)、徳川家康 日課念仏(国指定重要美術品)など多数所蔵しています。坂東三十三箇所番外札所。中部四十九薬師霊場第2番霊場。信濃三十三観音霊場客番。別所三楽寺。塩田平札所めぐり客番。宗派:天台宗。本尊:妙観察智弥陀如来(宝冠を頂く阿弥陀如来像)。

常楽寺の境内周辺は鎌倉時代後期に塩田北条氏が支配した塩田平と呼ばれる地域で、常楽寺をはじめ、前山寺中禅寺生島足島神社塩野神社などの社寺が点在し信州の鎌倉と呼ばれ多くの観光客が訪れています。

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