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若一王子神社本殿は棟札から室町時代末期の弘治2年(1556)に当時の領主である仁科盛長が大旦那として寄進したものである事から明確です。一方、江戸時代初期の承応3年(1654)に大町出身の宮大工金原周防(4代目定兼)によって大改修され当時の技術や意匠が大きく反映されている事から旧観がどの程度残されているかは不詳です。昭和10年(1935)に改修された際に弘治2年当時の礎石が発見された事から、改修した本殿はその礎石を再利用し旧観に近づけています。若一王子神社本殿は一間社隅木入春日造、檜皮葺、箱棟、破風には鬼面を取り付けるなど手の込んだ意匠が施され、昭和30年に承応3年の棟札1枚と共に国指定重要文化財に指定されています。 | |||||||||||
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