渋温泉: 温泉寺

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概要・歴史・観光・見所
温泉寺(渋温泉)概要: 横湯山温泉寺は長野県下高井郡山ノ内町大字平穏に境内を構えている曹洞宗の寺院です。温泉寺の創建は嘉元3年(1305)、虎関師練国師(京都の東福寺・南禅寺住持、南北朝時代の僧)が巡錫で渋温泉に訪れた際、草庵を設けたのが始まりとされ、渋温泉の効能を広めると共に臨済宗の寺院として寺観を整えたと伝えられています。その後、一時荒廃しましたが弘治2年(1556)に渋温泉在住の大檀那が貞祥寺長野県佐久市)の円明国師を招いて再興し曹洞宗に改宗しています。

戦国時代には武田信玄が帰依し永禄4年(1561)の川中島の戦いの後には渋温泉で疲れを癒したと伝えられています。その感謝もあってか永禄7年(1564)には寺領70貫文を寄進し、現在でも寺紋には武田菱を掲げています。江戸時代に入ると松代藩長野県長野市松代町・藩庁:松代城)の歴代藩主である真田氏が庇護し寺運も隆盛します。寺宝には信玄直筆の寄進状や軍配などが残され、開基も武田信玄となっています。境内は広く山門、楼門(入母屋、桟瓦葺、一間一戸)、鐘楼、本堂(2重入母屋、桟瓦葺、唐破風向拝付)、経堂(宝形、桟瓦葺、1間唐破風向拝付)などが建ち並んでいます。山号:横湯山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

温泉寺:写真

温泉寺
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