木曽路・定勝寺

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定勝寺
人 物 名
備 考
木曽義仲定勝寺は嘉慶年間(1387〜1388年)に木曽親豊が開基となり初屋和尚が開山した臨済宗妙心寺派の寺院です。本堂に義仲の位牌が安置されています。木曽親豊は応永年間(1394〜1428年)に八沢城(小丸山城)を築いている事から、本拠を須原から福島に遷したとも、両所を行き来したとも云われています。
木曽義元・寺宝として絹本著色木曽義元像を所有し、長野県最古の武将像として貴重な事から長野県県宝に指定されています。絹本著色木曽義元像は室町時代後期に制作されたもので、軸装、縦:167.5cm、横:55.8cm、武将画像としては長野県最古級として貴重とされます。
木曽義在・寺宝として木曽義在像と書英山を所有し大桑村指定文化財に指定されています。天文16年(1547)に書状発布。天文18年(1549)11月17日に鋳造した梵鐘(大檀越源朝臣義在の銘)を寄進しています。木曽義在像(画像)は室町時代後期の永禄元年(1558)に制作されたもので縦114.0cm、横33.5cm、武将画像としては長野県最古級として貴重とされます。
木曽義康・永禄4年(1561)1月17日に寺領(野尻郷林在家)安堵をしています。
木曽義昌・本堂に義昌の位牌が安置。永禄8年8八月29日(1568)に定勝寺如意庵に寺領を安堵しています。
石川貞清・定勝寺は慶長3年(1598)に石川貞清により現在地に境内を移し堂宇が造営された。現在の本堂はその当時の建物で国指定重要文化財に指定されています。本堂は木造平屋建、入母屋造(一重)、銅板葺、平入、桁行9間(19.0m)、梁間6間(12.2m)、廊下は鴬張り、華美が装飾は少ないものの瀟洒な雰囲気が感じられます。
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木曽路・人物一覧
木曽義仲巴御前中原兼遠以仁王木曽義元木曽義在木曽義康木曽義昌真理姫石川貞清山村良勝細川幽斎
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