木曽路・小野の滝(上松宿)

  ホーム木曽路>小野の滝(上松宿)
小野の滝
人 物 名
備 考
細川幽斎・幽斎は木曽路の上松宿(長野県木曽郡上松町)の外れにある小野の滝は、名瀑として幾つもの和歌で詠われた布引滝(兵庫県神戸市中央区)や箕面の滝(大阪府箕面市)と全く遜色がない。何故、小野の滝が歌枕にならなかったのか不思議でしょうがないと賞賛しています。
貝原益軒・上松宿の外れにある小野の滝は大変見事な滝で昔細川幽斎が木曾越という紀行文で紹介しているとしています。
種田山頭火・見学のみ、とうとうと落ちる水を眺めると気がまぎれたようです。
・浅井洌・浅井洌が県歌「信濃の国」の作詞した際、小野の滝を訪れ、「ふきおろす松の嵐も音たえて あたりすずしき小野のたきつせ」の歌を残しています。
・広重・英泉・歌川広重(安藤広重)・渓斎英泉合作の「中山道六十九次」の上松宿では小野の滝が描かれています。
・土方歳三・江戸時代末期の文久3年(1863)2月、14代将軍徳川家茂の上洛の警護の為、新選組の前身となる壬生浪士組200余名が中山道を西上しました。その中の一人、後に新選組副長で五稜郭(北海道函館市)の戦いまで戦い抜いた土方歳三も随行し「白妙に見る一筋は手作りのそれかとまかう小野の滝つせ」の歌を残しています。
・ ・ 
スポンサーサイト
木曽路・人物一覧
木曽義仲巴御前中原兼遠以仁王木曽義元木曽義在木曽義康木曽義昌真理姫石川貞清山村良勝細川幽斎
松尾芭蕉貝原益軒菅江真澄島崎藤村正岡子規種田山頭火幸田露伴
当サイト(木曽路・人物・辞典)は様々な資料や他者様のサイトなどを参考にしていますが、管理人自身の私論、推論、思い込みなどにより、誤字脱字は元より、事実とは異なる表現などをしている場合があると思います。その為、資料的に耐えれるものでなく都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いませんので、あくまで自己責任で扱ってください。又、リンクはフリーですが文章や画像のコピーは行わないでください。よるしくお願いします。