かわちや(長和町和田)

中山道(信濃路)和田宿>かわちや

中山道(信濃路):和田宿−かわちや

[ 和田宿 ]
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和田宿かわちや概要: 「かわちや」は文久元年(1861)の和田大火で類焼し焼失(和田宿内では本陣、脇本陣を含め109戸が全焼した。)しましたが、数ヶ月後に和宮親子内親王が第14代将軍徳川家茂に降嫁する際に中山道を通過し和田宿に宿泊することが定められた為、和田宿の建物の再建が義務付けられ、それに伴い「かわちや」も再建されました。主屋は木造2階建、切妻、鉄板葺、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、正面2階外壁は大きく前に出て、桁で支える出桁造。1階には上段の間を設けるなど上質の客が利用出来る部屋があり、一方、2階は板間の大部屋で比較的安価で宿泊出来たと思われます。「かわちや」は江戸時代末期に建てられた旅籠建築の遺構として貴重な存在で昭和62年(1987)に国指定史跡に指定されています。昭和56年(1981)に歴史の道整備事業の一環として「歴史の道資料館」として修復工事が行われ、内部には多くの資料が展示されています。

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