瑞龍寺(豊田市)概要: 秀雲山瑞龍寺は愛知県豊田市稲武町寺山に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。山門は入母屋、桟瓦葺、三間一戸、桁行3間、張間2間、上部は鐘撞堂の為外壁は柱のみの吹き放し、高欄付き、所謂「鐘楼門」形式。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、桁行7間、外壁は真壁造、正面には「秀雲山」の山号額。弁天堂は文化11年(1818)に建てられたもので、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、妻入、桁行2間、梁間2間、正面1間向拝付、内部に弘法大師空海が自ら彫り込んだと伝わる弁財天像(五世密因紹屋が宇治山田の慶光院志応上人から賜ったそうです。)が安置されています。境内には江戸時代初期の正保年間(1644〜1647年)に植えたと伝わる樹高12m、幹周り3.65mの枝垂桜があり、愛知県内にある同種の古木大木として貴重な事から昭和46年(1971)に愛知県指定天然記念物に指定されています。山号:秀雲山。宗派:臨済宗妙心寺派。
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