愛染堂(上田市)

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別所温泉:北向観音・愛染堂

愛染堂 概要: 北向観音の境内にありカツラの大木の近くに建立されています。名称から愛染明王が祀られていると思われます。愛染明王は金剛界で最高の明王とされ、功徳として「能滅無量罪 能生無量福」を説いていることから、一般民衆は愛欲を無罪とし、それを糧として幸福を得ることが出来ると解釈し「恋愛・縁結び・家庭円満」を司る仏として信仰が広がりました。当然、仏門ではそれらの事柄は禁止事項でしたが信仰を広げる必要性から民衆には否定しませんでした。一般的な御姿は一面六臂、忿怒相、獅子の冠、台座は蓮華、結跏趺坐ですが、北向観音のものは見ていないので不詳。現在の建物は明治15年(1882)に上田常盤城村出身の色川徳兵衛が建てたもので入母屋、桟瓦葺、妻入、正面唐破風向拝付、小規模ながら精緻な彫刻が施され格式のある造りになっています。
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