愛染かつら(上田市)

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別所温泉:北向観音・愛染かつら

愛染かつら 概要: 北向観音の境内には大きなカツラの木があります。推定樹齢300年(樹木の高さや幹周などから推定していると思われます。北向観音創建伝承でこのカツラの木が重要な要素になっている事から逆算して推定樹齢1200年以上説もあります。)、樹高22m、幹周(目通り)約5.5m、枝張り約14m。伝承によると天長2年(825)、別所温泉で大火災があり、たまたま当地へ巡錫で訪れた慈覚大師円仁(第3代天台座主、入唐八家)が天に向って念じると、突如として千手観音が現れ、カツラの大木へ登ると多くの住民を助けたと伝えられています。円仁はその千手観音を模した観音像を彫り込み安置したのが北向観音の創建とされ、カツラの大木も同時に霊木として信仰の対象になったとされます。又、川口松太郎が北向観音のカツラを題材とした「愛染かつら」が小説、映画共に大ヒットした事から全国的にも有名となり、その内容が若い男女の恋愛慕情を描いていたことから恋愛成就や夫婦円満に御利益があると広まり多くの参拝者が訪れるようになりました(愛染明王は恋愛・縁結び・家庭円満を司る仏)。近くには案内板が2つあり1つは昭和14年(1939)に長野県指定天然記念物に指定、もう1つは昭和49年(1974)に上田市指定天然記念物に指定とあります?。

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