仁王門(真楽寺)概要: 真楽寺仁王門は境内正面に位置し、真楽寺の正門に当たります。現在の建物は17世紀後期に再建されたもので三間一戸、八脚単層門、寄棟、茅葺、桁行3間、張間2間、外壁は真壁造り、素木縦板張、「浅間山」の山号額、細部の詳細は古い禅宗様を踏襲した形式を留めています。内部に安置されてる金剛力士像(仁王像)は応永2年(1395)に佐久二郎、野沢三郎などの地元の武士や多くの信者が現世安寧、仏法の興隆などを祈願する為に寄進されたもので上州世多良の仏師刑部公鏡鑁が制作しています。真楽寺仁王門は安置されている金剛力士像と共に貴重なものと評価を受け昭和41年(1966)に御代田町指定有形文化財に指定されています。
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