桑原宿(善光寺西街道)

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桑原宿(善光寺西街道)
【桑原宿】桑原宿は善光寺西街道(北国西街道)の最大の難所と言われる猿ヶ馬場峠の麓に位置していた為、古くから交通の要地、軍事的拠点として重要視され集落の地域の中心的な存在でした。しかし、稲荷山宿が開宿すると次第にその機能が稲荷宿の方に移され、正式的には間宿という立場に追い込まれました。ただし、松代藩領の藩境に隣接していた事から松代藩からは引き続き宿場町(私宿)として重要視され、藩の番所や本陣が設けられ、稲荷宿には及ばなかったものの繁栄し、特に江戸時代後期から、明治時代にかけては養蚕が盛んになり、現在でも養蚕の飼育場、作業場に採光、通風を行う越屋根を載せた町屋が善光寺西街道(北国西街道)の街道沿いに点在し往時の名残が見られます。本陣(柳澤家)は平成13年(2001)に取り壊されましたが、信濃の御家人和田石見入道佛阿の後裔で名字帯刀が許された豪商和田家や、松代藩士だった関家(武家屋敷:現在は伴月楼記念館、幕末には同じく松代藩士の佐久間象山も宿泊したとされます)などが残され町並みを形成しています。

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