高札場(妻籠宿)概要: 高札場は一般的な小規模な宿場町では、町の中心付近に設けられる本陣付近に設置される事が多いのですが、妻籠宿ではかなり北側に偏った場所に復元されています(江戸時代初期までは口留番所が設けられた場所に近く、重要視された所だったのかもしれません)。勉強不足の為に詳細は判りませんが、もしかしたら妻籠宿では複数の高札場が設置され、その内の一つが復元されたのかも知れません。復元されたものは、かなり高さがあり、屋根付き、合計7枚の高札が掲げられ幕府や藩が定めた「禁制」、「法度」、「罪人の罪科」などが記載され、民衆にその旨を徹底させました(本物の高札は南木曽町博物館で展示されているそうです)。
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