桜塚観音堂(小布施町)概要: 現在の桜塚観音堂は明治36年(1903)、聖観世音菩薩像を本尊として再建されたものです。当地は江戸時代初期から六斎市が開催され、観音堂の境内は元々六斎市の中心地だった場所として発展しましたが、明治時代以降市場が衰退し、憂いに思った住民達が観音講を組織して観音堂建立に尽力したそうです。毎月12日が縁日で観音堂が開かれ直接本尊を参拝する事が出来、5月と8月は大祭行事が行われ、お盆の花市は盛大で近隣からも多くの人々が訪れるそうです(総合文化祭の日には古本市が開催されます)。観音堂は木造平屋建て、入母屋、鉄板葺き、妻入り、桁行2間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。前面の通りは桜塚観音堂に因み「観音通り」と呼ばれています。
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