龍雲寺(小布施町)概要: 六川山龍雲寺は長野県上高井郡小布施町大字小布施横町に境内を構えてる寺院です。龍雲寺の寺宝である木造阿弥陀如来坐像は寛文2年(1662)に島津家によって寄進された仏像です。像は寄木造、桂材、半丈六、制作年代と寄進者が明確なところから当時の小布施町の歴史を知る資料的価値も大きく平成7年(1995)に小布施町指定町宝に指定されています。
龍雲寺山門は切妻、切妻、桟瓦葺き(鯱付き)、三間一戸、八脚単層門、左右には仁王像安置、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え。鐘楼は入母屋、桟瓦葺き、外壁は四隅柱のみの吹き放し。本堂は木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺き、平入、桁行6間、正面3間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、内部には本尊である阿弥陀如来像が安置されています。境内には一茶句碑(なむなむと 口をあけたる 蛙かな)や林きむ子歌碑(子めかしく 母と添え寝に 身をひきて こちやと言いし 夜寒もありし)、念仏堂などが建立されています。山号:六川山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-小布施町教育委員会
|
|