松沢薬師堂(白馬村)概要: 案内板によると「 茅葺きの板習による三間三面(間口約4.5米、奥行3.6米)に過ぎない小堂であるが素朴な地方色が溢れている。とくに小屋組(内部屋根裏)が面白く、また正一面欄間の蟇股も面白い。安置されている木像2体のうち左の一体は木食の作と思われる。」とあります。松沢薬師堂は木造平屋建て、寄棟、平入、茅葺(鉄板覆い)、桁行3間、張間3間、外壁は真壁造板張り、千国街道沿いにある小さな薬師堂ですが当時の信仰の深さが分かる建物で境内には多くの石塔や石仏が安置されています。木食上人は全国を遍歴して修業した遊行僧で長野県にも来訪したとされますが、松沢薬師堂に安置されている木像が木食上人によるものかの真偽の程は良く判りませんでした。
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