切通し(青柳宿・筑北村)概要: 切通しは善光寺西街道の宿場町である青柳宿の外れに位置しています(長野県東筑摩郡筑北村坂北青柳)。案内板によると「 善光寺街道随一の名所。天正8年(1580)に青柳伊勢守頼長により切り開かれた。元禄11年(1698)には「長さ13間5尺、横8尺5寸、高1丈」と記され、その後享保元年(1716)、明和6年(1769)、文化6年(1809)と3回にわたって切り下げが行われた。右側の岩上方には普請記録と馬頭観音が刻まれている。周辺には百体観音が安置されていた。この先には小切通し(麻績村界)がある。2つの切通しの開通しの開通により通行が容易になり、「善光寺道名所図会」には「是に依て旅人共に牛馬の往来も煩はしき事なく野を越え山を越して麻績宿に至る」と記されている。現在の大きさは長さ27m、幅3.3m、高さ6m 筑北村 」とあります。切通しはさらに昭和30年(1955)に車が通れるように刻まれています。「青柳の切通し」は貴重な事から平成元年(1988)に筑北村指定史跡(交通・通信施設)に指定されています。
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