本陣(坂木宿)概要: 坂木宿の本陣は代々宮原家が勤めました。寛政11年(1799年)に火災があり一時脇本陣を務めていた中沢家が本陣となりましたが天保4年(1833年)に宮原家が本陣を再興しています。
現在の本陣表門は江戸時代中期に建てられたもので入母屋、桟瓦葺、間口6間、奥行2間半、大壁の塗り屋造り、向って右側が長屋、門扉左扉下部に夜間専用の潜り戸があるなど格式の高い造りになっています。
坂木宿本陣表門は本陣建築の遺構として貴重なことから平成16年(2004)に坂城町指定有形文化財に指定されています。
又、敷地内部の木造3階建て、入母屋、桟瓦葺、妻入の建物は昭和4年(1929)に建てられた旧春日邸で内部は「坂木宿 ふるさと歴史館」として一般公開されています。
長屋門を簡単に説明した動画
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