下戸倉宿(北国街道)概要: 上戸倉宿との合宿で1日から21日までは下戸倉宿が伝馬役を勤めそれ以外は上戸倉宿が勤めました。本陣は柳沢家と宮元家が勤め柳沢家には、明治天皇巡幸の際行在所となりました。街道は国道となった為現在も交通量が多く、真ん中にあった水路も埋められ両脇の建物も建て替えが顕著で当時の面影が少ないと言えます。
宿場中央付近にある茅葺の建物は当時「下の酒屋」と呼ばれた「坂井醸造店」で信濃の国屈指の大地主として名を馳せた家柄で建物群は登録有形文化財に指定されています。水上布奈山神社に建立されている石灯籠は宿場の飯盛女が寄進したもので当時の宿場の繁栄を示すものとして千曲市指定有形文化財に指定されています。
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