苔翁寺

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概要・歴史・観光・見所
苔翁寺(飯綱町)概要: 斑尾山苔翁寺は長野県上水内郡飯綱町芋川に境内を構えている曹洞宗の寺院です。苔翁寺の創建は文治2年(1186)、芋川弥次郎兼定が開基となり開いたのが始まりと伝えられています。芋川氏の祖は不詳ですが芋川郷の地頭として当地に配され、中世長く当地を支配した土豪です。その後、芋川氏は高梨家に与し、応永11年(1404)に高梨氏が室町幕府と対立した事を受け、当時の居城だった若宮城は落城し、当主だった芋川長知は自刃して一族は没落しています。

苔翁寺は芋川氏の菩提寺(境内には芋川一族の墓碑が建立されています。)だった為、庇護者を失い一時衰退しましたが、元亀2年(1571)、普光寺村の黒沢家が天周院(長野県長野市吉田)2世である天室賢隆を招いて中興開山し、その際、真言宗から曹洞宗に改宗、寺号も善福寺から苔翁寺に改めて現在地に境内を遷しました。芋川氏の一族の一部がその後再興を果たしたようで武田信玄の信濃侵攻に伴い武田家に従い、天正10年(1582)に武田家が滅びると、越後の上杉景勝に与し、慶長3年(1598)に景勝が会津黒川城(福島県会津若松市)に移封になると、家臣として従い小峰城(白河城:福島県白河市)6千石で配されています。山号:斑尾山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦牟尼仏。

現在の苔翁寺仁王門は寛政7年(1795)に建てられたもので入母屋、金属板葺(元茅葺)、三間一戸、桁行5.4m、梁間8m、高さ8m、八脚二重楼門で上層には十六羅漢像と四天王像が安置され、下層には仁王門と同じく寛政10年(1798)に仏師沙阿弥によって制作された金剛力士像(仁王像)が安置されています。苔翁寺仁王門及び金剛力士像2体は共に北信屈指の寺院楼門建築と仁王像として貴重な事から昭和62年(1987)に飯綱町指定有形文化財に指定されています。

苔翁寺:本堂・山門・写真

苔翁寺
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