朝日村: 光輪寺

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概要・歴史・観光・見所
光輪寺(朝日村)概要: 光輪寺の創建は天平年間(729〜794年)、当地に巡錫で訪れた行基菩薩によって開かれたのが始まりと伝えられています。その後、治承4年(1180)に木曽義仲(木曽源氏棟梁:源義仲)が弘法大師空海が安置した古薬師(弘仁年間:810〜824年)を現在地に移し中興開山しています。義仲はその際、新たに堂宇を建立し平家追討の戦勝祈願を行い、自ら桜の苗木を植樹したと伝えられています(往時は幹周8.4mの大木まで成長していましたが明治34年:1901年に枯死し、現在は2代目)。以来、歴代領主からも信仰され江戸時代には黒印36石を給わり「西洗馬のおやくし」として広く知られるようになりました。

現在の光輪寺薬師堂は宝暦10年(1760)に建てられたもので入母屋、茅葺、桁行5間、梁間4間、正面に一間向拝が付いているもので、棟梁は木曽宮越出身の中村伝左衛門藤原季利が手懸けています。建物前方2間は吹き放しの外陣、その奥が壁のある内陣で構成され、長野県内では五間堂が少なく建物半分が吹き放しという珍しい構造で、向拝部分は獏や唐獅子、力士(天邪鬼)など繊細な彫刻が多数施されて内陣には本尊である薬師如来像を始め多くの仏像が安置されています。光輪寺薬師堂は江戸時代中期に建てられた御堂建築の遺構で、意匠や技術的に優れ保存状態も良い事から平成22年(2010)に長野県の県宝に指定されています。寺宝には仏像の他、木曽義仲の位牌や書状を所有しています。宗派:高野山真言宗。本堂本尊:不動明王。

光輪寺の文化財
・ 光輪寺薬師堂-宝暦10年-入母屋,茅葺,五間堂-長野県:県宝
・ 脇侍(日光・月光菩薩)-元亨3年-像高84p,桧材,一木造-長野県:県宝
・ 薬師如来像−鎌倉〜室町時代初期-像高68.5p-朝日村指定文化財
・ 四天王像(持国天・増長天・広目天・毘沙門天)-室町時代初期-朝日村指定文化財
・ 十二神将像-室町時代後期-像高73.5p-78.0p,桧材-朝日村指定文化財
・ 木造不動明王立像-室町後期-像高164.5p,桂材,寄木造-朝日村指定文化財

光輪寺:写真

光輪寺
[ 付近地図: 長野県朝日村 ]
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