石井柏亭歌碑(浅間温泉)概要: 石井柏亭は明治から昭和時代の版画家、洋画家、美術評論家で美術雑誌「方寸」や「中央美術」の創刊や二科会や一水会を結成するなど近代創作版画運動や新日本画運動で大きな影響を与えた人物です。生まれは東京ですが浅間に疎開するなど当地方と縁が深く松本にも数多くの作品を残しています。石井柏亭歌碑は昭和51年(1976)に建立されたもので「 あたたかき春の日あびて丘に立ち 国やぶれしをしばし忘れつ 」と刻み込まれています。この句自体は昭和20年(1945)に太平洋戦争で日本が敗戦した翌年の昭和21年(1946)早春の作です。
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