東泉部薬師堂(浅間温泉)概要: 東泉部薬師堂の創建は不詳ですが当初は横谷沢にあった荒湯源泉付近にあり湯薬師として信仰されていました。寛保2年(1742)、横谷沢が大水害により大きな被害を受け、水害の少ない下浅間へ移されました。昭和63年(1988)に本尊である薬師如来像を購入、現在の御堂は平成5年(1993)に建てられたもので切妻、銅板葺、平入、桁行き1.5間、梁間2間、真壁造。このように見ると麓に建立されている下浅間薬師堂とほぼ同じ由来になっています。ということは、明治時代初頭に発令された神仏分離令により湯薬師が八櫛神社となり昭和63年(1988)に下浅間と東泉部に分かれてそれぞれ薬師堂に復したということだろうか?
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