旧中山道杉並木(奈良井宿)概要: 旧中山道杉並木は、案内板によると「 この道は江戸時代に定められた中山道で、杉並木が旧街道の面影をよく伝えている。胸高直径50センチ以上の杉、17本を数える。・・・(後略) 」とあります。中山道は江戸時代初期に整備された五街道の1つで東海道に次ぐ街道として幕府から重要視された街道で、奈良井宿は中山道69次の34番目(江戸から)の宿場町で背後に鳥居峠を控えていることもあって木曽路11宿の中で一番標高の高い位置にあります。当時の街道は山々に囲まれていたこともありこの杉並木は当時の街道の様子を知ることが出来ます。杉並木は奈良井宿の東端に位置し、近くには奈良井宿下町の氏神の八幡宮や、明治時代に奈良井宿周辺の国道の開削や、鉄道敷設の際に行き場の失った石仏194体が集められた二百地蔵があります。
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