角間渓谷(上田市真田町)概要: 角間渓谷は烏帽子岳(標高2066m)の火山活動によって形成された大渓谷で烏帽子岳と角間山(標高1981)の間には約6キロにわたり断崖が続き信濃耶馬渓の異名があります。火山によって噴出された角閃安山岩や複峰石安山岩が浸食作用によって大渓谷が形づくられ天狗の欄干橋(長さ20m・上田市指定名勝)や男石、百間長屋、猿飛岩、鬼の門(上田市指定名勝)、獅子の牢(上田市指定名勝)、アラ板の岩壁とネンボウ岩(上田市指定名勝)、鞍外しの岩、鬼が城(上田市指定名勝)などの奇岩怪石が点在しています。又、真田忍者が角間渓谷が修行場だったとの伝説があり真田十勇士の猿飛び佐助もここで忍術を学んだ事になっています。角間渓谷は昭和61年(1986)に森林浴の森日本100選(林野庁、緑の文明学会、地球環境財団の3団体が共同で選定したもので特に森林保全の他、国民の健康増進や自然保護の精神を養う事を目的としています)に選定されています。
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