岩村田藩概要: 岩村田内藤家は内藤忠政の3男内藤正次を祖とする家柄で当初は500石でしたが立身出世を繰り返し1万6千石の大名となりました。領土は関東全域に分散した形になっていましたが元禄16年(1703)それらの石高を統合し同等な領地佐久郡27ヶ村を与えられ岩村田藩が立藩します。2代藩主正敬の代にようやく岩村田に在任し領内経営がなされ、7代正誠まで内藤家が世襲して藩主となり明治維新を迎えています。6代藩主正縄は当時の老中水野忠邦の実弟であった為、伏見奉行に抜擢され無城主格から城主格へと格上げされ、7代正誠は岩村田城の築城を開始しましたが明治維新後に版籍奉還、廃藩置県が行なわれたことで城は未完のまま廃城となりました。戊辰戦争では新政府側に組みし北越戦争に参加しています。
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岩村田藩歴代領主
| 藩主名 | 藩主年間 | 石高 | 備考 |
初代 | 内藤正友 | 1703〜1711 | 1.6万石 | |
2代 | 内藤正敬 | 1711〜1746 | 1.6万石 | |
3代 | 内藤正弼 | 1746〜1770 | 1.6万石 | |
4代 | 内藤正興 | 1770〜1792 | 1.6万石 | |
5代 | 内藤正国 | 1792〜1802 | 1.6万石 | |
6代 | 内藤正縄 | 1803〜1860 | 1.6万石 | |
7代 | 内藤正誠 | 1860〜1871 | 1.6万石 | |
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