長倉・諏訪神社(御代田町)

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概要・歴史・観光・見所
長倉・諏訪神社(小田井宿・御代田町)概要: 長倉・諏訪神社は北佐久郡御代田町大字御代田字上ノ沢に鎮座している神社です。長倉・諏訪神社の創建は不詳ですが、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載された長倉神社の論社、又は同境内に鎮座していた春日神社とも云われています。当初は伍賀の宮平に鎮座していましたが文亀2年(1502)に上小田井に遷座し天正16年(1588)に小田井宿が町割りされた際、現在地に再遷座しています。時期は不明ですが諏訪神が祭られた事で「諏訪神社」と称していましたが、江戸時代後期の享和2年(1802)に「長倉神社」に社号を改め、現在は長倉神社・諏訪神社合殿となっています。現在の本殿は明治17年(1884)に改築されたもので、一間社流造、銅板葺き。拝殿は木造平屋建て、切妻、妻入、銅板葺き、間口4間、奥行き3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。

古くから周辺の産土神として広く信仰され境内が神聖視された為、推定樹齢は200〜300年の巨木などで社叢が形成され、荘厳な雰囲気を醸し出しています。長倉諏訪神社の社叢は貴重な事から平成9年(1997)に御代田町指定天然記念物に指定されています。

又、長倉諏訪神社境内には藁で作った馬型の道祖神が奉納されていて、案内板によると「 毎年2月8日(現在はその近辺の休日)に行われる民族行事で、村の老人たちが孫子のためにと作った藁馬を、子供らが掛け声とともに村内を引き歩き、当長倉・諏訪神社でお払いを受ける。子供らの和合や無病息災などを祈る年中行事である。」とあります。小田井の道祖神まつりは古式をつ伝える行事として貴重な事から昭和53年(1978)に御代田町指定無形民俗文化財に指定されています。祭神は天児屋根命並びに建御名方命。

長倉諏訪神社:写真

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