鹿島神社(小諸市)概要: 鹿島神社は長野県小諸市古城雉子原丁に鎮座している神社です。 鹿島神社の創建は不詳ですが、社号から常陸国(現在の茨城県)の一宮である鹿島神宮から分霊を勧請したと思われます。境内地には古墳があった事から古くから神聖視され何らかの祭祀施設や祠があったと思われます。天正18年(1590)、小諸城の城主として5万石で入封した仙石秀久が城を大改修し現在に近い城郭に改変した際、城の鎮守社として鹿島神社の社殿を造営し、境内地は小諸城より高所だった事から鹿島山、又は鹿島曲輪などと呼ばれるようになりました。
特に祭神である建御雷之男神は武神として信仰された為、秀久も崇敬し社領40石が安堵し、慶長元年(1596)には太鼓を奉納しています。又、歴代城主だけでなく馬場町、足柄町、耳取町、筒井町、馬場裏町、鹿島表町、五軒町、樋下町、本町、中町、市町の鎮守として信仰されました。
当時は小諸城の大手門付近にありましたが昭和24年(1949)、小諸駅周辺の整備で現在地(雉子平)に遷座しました。
鹿島神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、桁行6間、正面1間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造、白漆喰仕上、本殿は覆屋内部の為に不詳ですが江戸時代に再建されたものとされます。
境内には鹿島古墳が同じく昭和24年(1949)に小諸駅拡張に伴い移設され、さらに平成10年(1998)に市道整備に伴い現在地(現在の鹿島神社の境内)に移されていて、案内板によると「 この石は現在位置から東方約550メートルの地点にあった横穴式円墳の蓋石・側壁の一部で、古墳時代後期(6〜7世紀)のものと思われます。 小諸市 」とあります。祭神:建御雷之男神。
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