渋温泉: 渋薬師庵

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概要・歴史・観光・見所
渋薬師庵(渋温泉)概要: 渋薬師庵の創建は神亀年間(724〜729年)、行基菩薩(東大寺の「四聖」の1人)が行脚の折この地を訪れた際、現在の大湯付近から源泉を発見し、温泉の効能を住民に広げると共に薬師如来像を自ら刻み安置したのが始まりと伝えられています。現在の御堂は昭和6年(1931)に再建されたもので入母屋、銅瓦棒葺、妻入、1間唐破風向拝。渋温泉にある9つの外湯を巡った後に最後に参拝すると念願成就すると云われています。毎年5月、10月には例祭(行基祭:温泉祭)が盛大に行われます。薬師如来は疾病治癒、延命、災禍消去を司る仏である事から法薬、医薬を持って全ての病を治すとされます。本来、仏や仏教は現世でそれらを信じれば、死後、極楽に行けるといった宗教観ですが、薬師如来は現世で御利益があるという珍しい仏様です。特に病気や怪我などの治療の為、湯治に来ている民衆にとってはこれ程ありがたい事はなく信仰の対象になったと思われます。

渋薬師庵:写真

渋薬師庵
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渋薬師庵 渋薬師庵 渋薬師庵 渋薬師庵


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