中山道・木曽路・大妻籠

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中山道・木曽路・大妻籠
【 概 要 】大妻籠集落妻籠宿と難所の1つである馬籠峠の間に位置しています。正式な宿場町ではありませんが、麓の橋場が中山道(木曽路)から大平街道(中山道妻籠宿と三州街道飯田宿を結ぶ街道)が分岐(合流)する交通の要衝だった事から、旅人や商人相手にする店が軒を連ねました。宿場町では無い為に、旅籠が許可される事は無かったと思われますが、現在でも「近江屋」、「まるや」、「つたむらや」など民宿を経営されている家が残されている事から何らかの宿泊施設だったと推察されます。町並みを形成する町屋建築も良好で、大妻籠集落は妻籠宿が選定されている国の重要建造物郡保存地区の1地区に選定されています。

大妻籠:見所

弘法大師碑
□−弘法大師碑

初代磯村定心は弘法大師に篤く帰依し、住居の2階に祭壇を設けて奉祭していました。明治35年(1902)、定心が死去すると、翌年である明治36年(1903)に信者達が浄財を募りこの石碑が建立されました。往時は3月21日が例祭で賑いました。
藤原家住宅
□−藤原家住宅

藤原家住宅は大妻籠より山間の上平集落にある古民家です。現在の主屋は江戸時代前期にあたる17世紀半ば頃に建てられたと推定される建物で、長野県内でも古い部類に入ります。藤原家住宅は長野県の県宝に指定されています。
男滝女滝
□−男滝女滝

男滝女滝は古くから木曽路の名勝として知られ、男滝と女滝の2つの滝があります。小説「宮本武蔵」では武蔵とお通との恋の一場面として描かれています。又、倉科七郎左衛門朝軌と金色鶏から成る「倉科様伝説」が伝えられています。町指定名勝。

木曽路:宿場町

贄川宿
右
木曽平沢
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奈良井宿
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藪原宿
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宮ノ越宿
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福島宿
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上松宿
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須原宿
右
野尻宿
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三留野宿
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妻籠宿
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大妻籠
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馬籠宿
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