白山神社(大桑村須原)

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概要・歴史・観光・見所
白山神社(大桑村)概要: 白山神社は長野県木曽郡大桑村に鎮座している神社です。白山神社は鎌倉幕府が滅びた直後の元弘4年(1334)、当時の郷司、三郎光友が白山比盗_社の祭神である菊理姫命の分霊を勧請し当地の氏神、産土神、鎮守とした事が始まりとされます。白山比盗_社は現在の石川県白山市に鎮座し、白山信仰の本社とされ加賀国一ノ宮に定められた格式の高い神社です(白山信仰の本社は福井県勝山市の平泉寺白山神社と岐阜県郡上市白鳥町の長滝白山神社もそれぞれ主張しています)。古くから神仏習合し、白山権現と称し奥之院(観音堂)には本地仏として十一面観音が祭られていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され現在の社号である「白山神社」に改め村社に列しています。

現在の白山神社本殿及び、蔵王神社(祭神:大己貴命)本殿、伊豆神社(祭神:大山祇神)本殿、熊野神社(祭神:伊弉諾命)本殿の4社は創建時の元弘4年(1334)に造営された建物で、一間社流造、桧皮葺、見世棚造、間口約1m、奥行約1.3m、棟梁は橘宗重、懸魚の形状、軒先納まり、柱の仕上げ(柱の角を大面取りに加工)、破風の曲線など鎌倉時代の技法が見られます。この4社は覆い屋内部に納められていた事から極めて保存状態が良く、大掛かりな修復や改変が行われず、建築年代が明確なものとしては長野県最古の社殿建築として大変貴重な事から棟札と共に昭和12年(1937)に国指定重要文化財に指定されています。 又、境内一帯は神域の為、植物の伐採は遠慮された事から、現在でも木曽ヒノキの大木が多く存在し、自然環境と文化財が一体としての価値が高いと評価され、白山神社鎮座地周辺の風致保安林3.46haが平成4年(1992)に長野県の「白山神社郷土環境保全地域」に指定されています。

案内板によると「 白山神社は御祭神菊理姫命を祀り、霊峰白山を御体山とする加賀一之宮白山比盗_社が本宮です。当社は中世鎌倉末期元弘4年(1334)郷司であった三郎光友の力によって、大工橘宗重が造営し、氏神、産土神として祀られました。覆屋により保存が極めて良好で後世の修理等がなく、現存する社殿建築としては信濃最古のものです。白山神社を正面に、左右に蔵王、伊豆、熊野の4社が並び、何れも一間社流造り桧皮葺、見世棚造りとなっており、特に懸魚の形、裏甲のない茅負、大面取りの柱などに鎌倉建築の技法を知ることができる貴重な遺産です。」とあります。

白山神社(本殿・境内):写真

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