松本市: 馬場家住宅

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概要・歴史・観光・見所
馬場家住宅(松本市)概要: 馬場家住宅は長野県松本市内田に屋敷を構えている古民家です。馬場家は武田信玄の家臣馬場美濃守信春の縁の者が祖先を持つと伝わる名家です。天正10年(1582)に武田氏が滅亡するとこの地に土着し、豪農として周辺を開発し多くの田畑を所有しました。

馬場家住宅の現在の建物は嘉永4年(1851)に建てられた主屋(木造平屋建一部2階建、切妻造、妻入、鉄板葺き、本棟造、桁行18.8m、梁間16.4m)を中心に表門(安政6年:1859年・切妻、桟瓦葺、一間一戸、桁行19.9m、梁間3.7m、左右に長屋、鯱付)、中門(安政6年:1859年・切妻、桟瓦葺、一間一戸、薬医門)、文庫蔵(弘化2年:1845年・土造2階建、切妻、桟瓦葺、桁行7.3m、梁間4.5m)、隠居屋(元治元年:1864年、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、桁行12.4m、梁間5.5m)、奥蔵(元治元年:1864年・土造平屋建、切妻、桟瓦葺、桁行12.8m、梁間4.5m)、敷地(茶室、祝殿、宅地、山林、墓地、畑、生垣、井戸、土塁)が平成8年(1996)、国指定重要文化財に指定されています。

又、江戸末期に建てられた旧馬屋が松本市指定重要文化財に指定されています。馬場家住宅の外には当家の屋敷神や同族神をまつる祠である祝殿(現在の社殿は明治22年:1889年建立)があり馬場家では昭和40年代の後半まで祭りが行われていたそうです。

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板

馬場家住宅:写真

馬場家住宅
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