飯田市: 柏心寺

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概要・歴史・観光・見所

柏心寺(飯田市)概要: 松林山宝樹院柏心寺は長野県飯田市箕瀬町に境内を構えている浄土宗の寺院です。柏心寺の創建は元亀2年(1571)、充誉上人が草庵を設けたのが始まりと伝えられています。慶長2年(1597)に現在地に移り本堂、山門、庫裏など境内を整備しました。

山門はこの時建てられたものとも、江戸時代初期に建てられたとも云われる建物で切妻、桟瓦葺、間口一間、彫刻や組物、工法など古式を継承する貴重なものとして平成5年(1993)に飯田市指定文化財に指定されています。

柏心寺本尊の阿弥陀如来坐像は鎌倉時代に慶派系仏師により制作されたもので、像高約50cm、寄木造、玉眼、平成5年(1993)に飯田市指定文化財に指定されています。

又、柏心寺は飯田城の総堀沿いに境内を構えていた事から墓地にはその当時の土塁の痕跡を見る事が出来ます(墓地には菱田春草(明治の画聖)や日夏耿之介(大正から昭和の象徴派詩人)の墓碑が建立されています)。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。山号:松林山。院号:宝樹院。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-飯田市教育委員会

柏心寺:写真

柏心寺
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