木曽路・大通寺

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大通寺
人 物 名
備 考
山村良勝大通寺(長野県木曽郡木曽町福島宿)は慶長6年(1601)に山村良勝又は奥方(戒名:大通寺殿炎山宗梅大姉・戒名が寺号に因むもので、大通寺が所有している過去帳の1番最初に記され、位牌が安置されている事から、創建時に大きく関わったと思われます。)が開基となり柱山和尚により開山された臨済宗妙心寺派の寺院です。境内は木曽義在が築いた上之段城の跡地で、福島城が築かれた後は上之段城が居館、福島城は詰城として機能していたと思われます。木曽義昌が下総に移封になると山村氏屋敷となっていましたが、江戸時代に入り、関ケ原の合戦で中山道を進軍した徳川秀忠を助けた功により山村良候が木曽代官に就任すると福島城の麓に代官所を設けて、当地は大通寺の境内として寄進されました。
真理姫・大通寺の境内に武田信玄の娘で、木曽義昌の正室である真理姫の供養塔。元々、大通寺の境内が広大で、真理姫の供養塔は現在地より少し離れた場所に建立されていましたが、鉄道が開削されると敷地が割譲され、それに伴い現在地に移設されました。この供養塔は誰が、何時頃建立されたのは不詳ですが、大通寺の創建に大きく関わった山村氏、、又は木曽氏一族、又は木曽氏旧臣などの関係者が建立に携わったと思われます。
・ ・大通寺山門は珍しい楼門形式の建物で江戸時代中期の安永7年(1778)に造営された木曽町内最古な建物として貴重な事から木曽町指定有形文化財に指定されています。
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木曽路・人物一覧
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