熊の手洗い湯(野沢温泉)概要: 熊の手洗い湯は野沢温泉の外湯の一つです。案内板によると「 薬師如来は様々な病苦を救い、来世までの福徳を授ける尊い仏様です。その仏徳の1つが温泉です。そして病気などの悪魔を武神の姿となって防ぐのが十二神将です。薬師三尊を囲んで四方を守り、のちに十二支に配当されました。因達羅(いんだら)大将は地蔵(じぞう)菩薩を本地仏として午(うま)の歳と方角をお守りしております。 野沢組惣代 」とあります。由来は案内板によると「 当野沢温泉発祥の湯と称せられる。本鉱泉は今を去る約1250年前の養老年間、元正天皇の御宇一猟師適此の地に到り射止めし巨熊の跡を辿れば小溜池に掌を洗ふを見る怪みてひそかに窺えば先刻負傷を鉱泉を湧出口に浸し居たり此に於て人々木の根を伝ひ草を分け此処に居を移せしものにして因に効用は外傷火傷切疵無論高血圧症其他諸々の疾病に顕著な効用を示すものなり。」とあります。泉質は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)。
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