大湯(野沢温泉)概要: 大湯は野沢温泉の外湯の一つです。 案内板によると「 薬師瑠璃光如来を本尊とし、日光、月光菩薩を脇侍としてお奉りしています。薬師如来は古くから人びとの病をいやし苦悩を救い、施薬をつかさどる佛として信仰されており全国各地にお奉りされております。ここに安置されております薬師如来は当地方の温泉薬師堂よりお移ししたものです。 野沢組惣代 」とあります(野沢温泉の共同温泉は13湯あり大湯に薬師三尊が安置され、他の12湯には薬師三尊を守る12神将が奉じられえています)。寛永16年(1639)には飯山藩の藩主松平忠倶が奉行を派遣して大湯付近に別荘を設けて湯場を改善しています。野沢温泉の外湯の中で最も規模が大きく有名な共同温泉で古くは惣湯とと呼ばれていました。外観は江戸時代の湯屋建築を復元した造りで内部には「ぬる湯」と「あつ湯」の2つ湯舟があり隣接する「旅館さかや」の敷地内の源泉から引き込まれています。泉質は透明・弱硫化水素臭の単純硫黄泉。効能はリウマチ・婦人病・中風など。
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