千仏堂(野沢温泉)概要: 湯沢神社の西隣にある千仏堂の創建は江戸時代中期の享保年間(1716〜1735年)に開かれたのが始まりと伝えられています。野沢温泉の中心部からは北東方向に境内が位置する為、古くから鬼門除けとして信仰されきました。健命寺とは古くから深い関係で宝永3年(1705)には本尊の前立薬師如来像が千仏堂に移されています(?)。現在の堂宇は昭和61年(1986)に再建されたもので内部には阿弥陀三尊(実際には見ていませんが一般的には中尊は阿弥陀如来像、左脇侍は観音菩薩像、右脇侍は勢至菩薩です。)と百番観音(実際には見ていませんが、一般的には西国三十三所と坂東三十三箇所と秩父三十四箇所に祀られている観音像を合計すると100体となり百番観音と呼ばれているそうです。)が安置され無病息災、厄除けに御利益があるとして信仰されています。
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