小菅神社: 講堂

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概要・歴史・観光・見所
講堂(小菅神社)概要: 講堂は小菅神社の別当寺院である元隆寺の中之院として建てられた建物で建築年は不詳ですが元禄10年(1687)に飯山藩主松平忠喬が修復した記録が残され寛保元年(1741)に改築されたとされます。建物は木造平屋建て、寄棟、平入、金属板葺き、桁行5間、梁間5間、正面向拝1間向拝付き、外壁は真壁造り素木板張り、明治時代初頭の神仏分離令や廃仏毀釈により多くの建物が破却される中数少ない当時の姿を残すものとして貴重な存在です。明治時代に入り元隆寺が廃寺になると学校の校舎や、公会堂、資料館として利用されています。内部の須弥壇に安置されている阿弥陀三尊像は享保17年(1733)に京都の大仏師奥田杢之丞が制作した阿弥陀如来坐像を中心に脇侍として観世音菩薩像と勢至菩薩像を従えている仏像で平成13年(2001)に飯山市指定有形文化財に指定されています。小菅神社講堂は江戸時代中期の御堂建築の遺構として貴重な事から、平成29年(2017)に長野県の県宝に指定されています。又、境内では国の重要無形民俗文化財に指定されている柱松柴灯神事(小菅の柱松行事)が行われています。

講堂:写真

小菅神社講堂
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