塩島新田宿(白馬村)概要: 塩島新田宿(白馬村)には歴代当宿の庄屋を歴任した横澤家住宅が残され、随所に古民家が点在しています。石碑、石仏も多く水車小屋が復元されています。
宿場郊外には観音原西国・坂東・秩父百番観音像が建立されており、案内板によると「白馬村における観音信仰の深さと広がりを示す、代表的な聖地で、北側に坂東三十三体、西側に西国三十三体、南側に秩父三十四体を配し、中央に弘法大師像を安置する。江戸時代末期の天保年間に近隣近在の人たちによって造立され、西国・東国・秩父の観音霊場の石体が、全部揃っている。石質がよいうえに、彫像がすばらしく、高遠石工の手になったものと伝えられてる。他の石仏と合わせて、187体が現存し、石仏公苑として重きをなしている。 中部北陸自然歩道 環境庁 「塩の道・千国街道」 長野県 」とあります。
観音原西国・坂東・秩父百番観音像は昭和52年(1977)に白馬村指定文化財に指定されています。
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