ふりそで乃松

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ふりそで乃松・概要: ふりそで乃松は木曽路(中山道)の宿場町である妻籠宿(長野県木曽郡南木曽町)と三留野宿の中間、神明神社の参道付近に位置しています。伝説によると木曽義仲が弓を射ろうとした際、松の枝が邪魔になったので、愛妾である巴御前が自らの着物の袖を振って松の幹ごと薙ぎ払ったと伝えられています。その根元から再び松が育ち何時しか「ふりそで乃松」と呼ばれるようになり数代の代替わりを果たしてきましたが、平成20年(2008)頃から松くい虫の被害を受け、平成21年(2009)に伐採されました。伐採された幹は約7m程で、中を刳り貫き水舟として、義仲縁の兜観音の傍に設置されています。又、ふりそで乃松の根元には富山県南砺市福光町にある巴御前の草庵跡に生える樹齢700年で南砺市指定天然記念物に指定されているクロマツ(巴塚の松:巴松)の苗木が寄贈され植えられています。
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木曽路:歴史・伝承・伝説・民話・昔話
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※「木曽路(中山道):歴史・伝承・伝説」は「郷土資料辞典」、「日本の城下町」、「観光パンフレット」、「観光地案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。ただし、推論、私論が多い為、参考にする場合は自分で現状や資料などで確認してください。リンクはフリーですが写真、文章の利用は許可しませんので御理解の程よろしくお願いします。