津金寺: 立科町

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概要・歴史・観光・見所
津金寺(芦田宿)概要: 慧日山修学院津金寺(長野県立科町)の創建は大宝2年(702)、行基菩薩(奈良時代の高僧、東大寺四聖、日本初の大僧正)が戸隠権現長野県長野市)の霊験により聖観音を安置したのが始まりと伝えられています。その後、仁寿年間(851〜854年)に天台宗3代座主慈覚大師円仁により境内が整備され、応和3年(963)には禅瑜(天台宗18代座主良源の弟子)、長宝3年(1001)には寂昭(源信、仁海を師事し、宋に渡海した際には紫衣と円通大師の号を賜っています。)などの高僧が津金寺の発展に尽力しています。鎌倉時代に入ると領主である滋野氏が庇護したことで寺運も隆盛し津金寺談義所は天台宗最古(建治2年:1276年)の学問所としても広く知られるようになり多くの学僧が修行に訪れました。滋野氏は清和天皇の第4皇子貞保親王の後裔とされ、朝廷の望月牧の牧官として当地に赴任し、鎌倉時代には有力御家人として名を馳せています。室町時代の応安6年(1373)には穏海大僧正が当寺に入り、由来書となる「津金寺名目」を編纂、境内には36院、24坊、末寺は48カ寺を数え最盛期を迎え、更級八幡神宮寺(武水別神社長野県千曲市)、顕光寺(戸隠神社:長野県長野市)、善光寺(長野県長野市)、光前寺(長野県駒ヶ根市)と共に信濃五山(天台宗)の一つに数えられるなど信濃国の天台宗の寺院の中で大きな役割を持ちました。

戦国時代に入り武田信玄が信濃に侵攻すると、津金寺の住職である善海や宗徒達は積極的に武田家に味方し、特に永禄4年(1561)に越後の上杉家との対立である川中島合戦において大功を挙げ、寺領1千石の朱印状が発布されるなど篤く庇護され現在でも堂宇には武田家の家紋である武田菱が掲げられています。天正10年(1582)、織田信長の信濃侵攻の兵火により焼失し境内が荒廃しましたが天正14年(1586)に小諸城の城主となった松平康国の協力により再興され、江戸時代には徳川将軍家から朱印地を賜り寺門を維持しました。津金寺境内正面に立つ現在の仁王門は文化10年(1813)に再建されたもので三間一戸、茅葺、八脚門、切妻、内部に安置されている仁王像は戸隠権現が彫り込んだとされ、その製作している姿を他人に見られた為、完成しないまま天に帰ったと伝えられています(実際は無名の名工が密かに製作していましたが、完成間近に死去した為、戸隠権現のものとして奉納したとも云われています)。津金寺の境内背後の裏山中腹には鎌倉時代に建立された3基の滋野氏の供養塔(津金寺宝塔)があり2基は承久2年(1220)に滋野氏夫妻が建立した逆修供養塔(生前に自分が建立した墓碑)で、1基は家禄3年(1227)に滋野盛□が両親の菩提を弔う為に建立したもので、年代が明確で保存状態も良い事から昭和49年(1974)に長野県県宝に指定されています。又、津金寺境内一帯は自然環境と文化財が見事に調和しているものとして長野県郷土環境保全地域に指定されています。佐久三十三観音霊場第33番札所。本尊:聖観音。宗派:天台宗。

津金寺の文化財
 ・ 津金寺滋野氏宝塔(3基)−承久2年(2基)・嘉祥3年−長野県指定県宝
 ・ 境内−約5.7ヘクタール−長野県郷土環境保全地域
 ・ 観音堂−元禄15年、入母屋、銅板葺、三間四方−立科町指定文化財
 ・ 妙見堂−天保7年、諏訪立川流彫刻−立科町指定文化財
 ・ 仁王像(2体)−像高1丈六尺−立科町指定文化財

津金寺
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