馬場家住宅(長野市松代町)概要: 案内板によると「 この長屋門は、御国御取次役並・御聞番役などを務めた藩重役の表門である。茅葺・寄棟造りで四段の腰ささらこ下見板張りや出格子窓・切子格子窓を用いている。門扉には、八双金物、乳金物が使われている。左に潜り戸がありそれに接する北長屋には格子窓を設けている。江戸時代後期の建物である。 松代登録文化財の会 」とあります。建物は木造平屋建、桁行き7間半、梁間2間、寄棟、茅葺鉄板覆い、建築面積37u、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え、武者窓(両側)、潜り戸(両側)付、門扉を中心に向って右側が土間で倉庫として利用し、左側は2間あり中間(武家奉公人)の部屋として利用していました。馬場家長屋門は江戸時代後期の上級武家屋敷の遺構として貴重で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成17年(2005)に国登録有形文化財に登録されています。
長屋門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-松代登録文化財の会
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