佐久間象山宅跡(長野市松代町)概要: この地は佐久間象山が生まれた地です。佐久間家は70石前後の松代藩(藩庁:松代城)の中級武士でしたが屋敷の面積は877.8uの敷地内には主屋以外に槍・剣術場や学問場や硝石製造土場などが軒を連ねていました。元治元年(1864)に開国、公武合体論者だった象山は攘夷派の浪士により暗殺され、佐久間家は断絶、宅邸は松代藩により取り上げられ建物は取り壊されました。現在、当時を偲ぶものは古井戸のみになっていますが生前、象山が愛用した茶室"煙雨亭"が移設され敷地全体が昭和35年(1960)に長野県指定史跡に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-長野市教育委員会
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