高義亭(長野市松代町)概要: 高義亭は御安町にある江戸詰家老望月主水の下屋敷にあったものです。安政元年(1854年)に吉田松陰の渡航事件に連座した佐久間象山は松代へ幽閉となり主水の下屋敷に軟禁されることになりました。高義亭は主に書斎や客間として利用されていた為、象山の客人はこの建物に通され多くの密談が交わされました。建物は木造2階建ての寄棟造り、桟瓦葺き、1階には客間や茶の間があり2階には置床付き7畳半の部屋がありここで象山が客人と対応していたと言われています。昭和53年(1978年)に現在地である象山神社境内に移し、貴重な事から昭和54年(1979)に長野市指定重要文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-長野市教育委員会
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