諏訪市: 教念寺

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概要・歴史・観光・見所
教念寺(諏訪市)概要: 源海山高島院教念寺は長野県諏訪市小和田に境内を構えている浄土宗の寺院です。教念寺の創建は永正年間(1504〜1524年)、教譽淨念が開いたのが始まりと伝えられています。寺宝も多く、国指定重要文化財に指定されている絹本著色羅漢像の他、諏訪市指定有形文化財に指定されている観経変相曼陀羅、金銅善光寺仏脇士仏、阿弥陀如来来迎図、紙本著色当麻曼陀羅図などがあります。「絹本著色羅漢像」は鎌倉時代末期に製作されたもので、縦136.4cm、横53.3cm、掛幅装、享和元年(1801)に教念寺17世卓門上人が伊勢宝積院の義音上人から譲られたものとされます。「絹本著色阿弥陀如来来迎図」は室町時代の永正6年(1509)に製作されたもので縦95cm、横35.5cm、教念寺の創建時と重なる事から貴重なものとされます。「絹本著色観経変相曼荼羅」は鎌倉時代に製作されたもので、縦143cm、横130cm、絹本著色羅漢像と同様に義音上人から譲られたものとされます。

「金銅善光寺仏脇士仏」は室町時代に製作されたもので鋳造金銅仏、鋳造金銅仏。「紙本著色当麻曼荼羅図」は江戸時代の宝永6年(1709)に製作されたもので紙本著色、掛幅装、縦480cm、横425cm、當麻寺(奈良県葛城市當麻)の「綴織当麻曼荼羅」の第五転本とされ宝暦2年(1752)に教念寺に移ったとされます。現在の教念寺本堂は天保期(1830頃)に建てられたもので、入母屋、銅瓦葺き、平入、正面3間向拝付、棟梁は立川流四代目・和四郎冨惇。教念寺山門は明治時代に建てられたもので、入母屋、銅板葺き、三間一戸、八脚楼門諏訪湖湖畔七福神:弁財天。山号:源海山。院号:高島院。寺号:教念寺。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-文部科学省・諏訪市教育委員会

教念寺:写真

教念寺
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