長野県:歴史・観光・見所(ホーム)>西行法師・遺蹟一覧

西行法師:遺蹟一覧

名 称所在地遺跡概要
・西行の戻り橋・長野県
上田市
別所温泉
・西行法師が布引観音から別所温泉にある北向観音に向かう途中、この橋に差し掛かると、蕨を採っていた子供達を見つけ「童達よ、蕨(藁火)を手に採って熱くないのかね?」と問うと、子供達は「お坊さんこそ、桧(火の木)の笠を被って熱くないのかね?」と問い返され、西行はその問に答える事が出来ず退散(引き返した)と伝えられています。
・西行桜・長野県
長野市
・戸隠
・西行法師が善光寺から戸隠神社に向かう途中、火之御子社の境内に差し掛かると、桜の木の下で遊んでいた子供達が西行の姿を見て一斉に木に登りました。西行は「童達よ、余りにも木登りがうまいので、猿に間違ってしまった。」とからかうと、子供達は「それは、お坊さんが余りにもみすぼらしく汚い犬のように見えたからだよ。」と返答しました(犬猿の仲を揶揄した)。西行は子供達がこれ程賢いのでは戸隠に住んでいる大人達はもっと賢いに違いない。もしかしたら、これ以上にやり込められるかも知れないとして戸隠神社の参拝を諦め引き返したと伝えられています。
・西行の杖突桜・長野県
千曲市
・西行法師が姨捨山を訪れる途中し、佐野薬師堂に錫を止め、隣接する池に桜の杖を突き刺すと根付いて見事な桜に成ったと伝えられています。現在は朽ちたようですが、新たな桜が植樹されているようです。
・姨捨山・長野県
・千曲市
・西行法師が「 隈もなき月の光をながむればまづ姨捨の山ぞ恋しき 」の歌を残しています。
・木曽の桟・長野県
・上松町
・西行法師が「 浪と見る雲を分けてぞ漕ぎ渡る 木曽の桟底も見えねば 」の歌を残しています。
・布引観音・長野県
小諸市
・西行法師が布引観音を訪れた際「 三年へて折々さらす布引をけふ立ちこめていつかきてみん 」の歌を残しています。布引観音の境内には西行が修行を行ったと伝わる岩窟があります。
・有明山・長野県
安曇野市
・西行法師が「 信濃なる有明山を西に見て 心細野の道を行くなり 」の歌を残しています。
・望月牧・長野県
佐久市
望月
・西行法師が「 望月のみ牧の駒は寒からじ布引く山を北と思へば 」の歌を残しています。西行が布引観音に3年間逗留修行したとの伝承が残されており、この期間に望月にも足を延ばし望月牧の事を詠んだものと思われます。

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