日吉神社(上田市)概要: 日吉神社は長野県上田市下武石に鎮座している大宮諏訪神社の本殿の脇に鎮座しています。大宮諏訪神社は古くから周辺領主だった武石城主の崇敬社として庇護され、境内は広く風致に富み、荘厳な雰囲気が漂っています。現在の本殿は安土桃山時代の天正年間(1573〜1591年)に建てられたもので一間社流造、向拝の蟇股や木鼻などに繊細な彫刻が施され武石地区内の神社本殿建築として最も古いものとして昭和51年(1976)に上田市指定有形文化財に指定されています。大宮諏訪神社の境内には「子授けの神」「縁結びの神」として祀った陰陽石や巨石点在し信仰の対象になるなど当時の民俗的な資料としても価値があると思われます。大宮諏訪神社の拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行5間、正面1間唐破風向拝付き。サワラの木は推定樹齢450m、樹高14m、幹周4.6m、昭和47年(1972)に上田市指定天然記念物に指定されています。祭神(大宮諏訪神社):建御名方命、八坂刀女命、誉田別命。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-上田市教育委員会
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