平井諏訪神社(上田市)概要: 平井諏訪神社は長野県上田市平井に鎮座している神社です。平井諏訪神社の境内に位置する奉納殿は江戸時代後期の文化12年(1815)に農村歌舞伎舞台として建てられた建物で、木造平屋建て、寄棟、茅葺(鉄板覆い)、平入、桁行8間、梁間5間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、中2階には高座を設け、舞台中央床面には直径4間のコマ回し式の回転仕掛けが付き、床高113pの奈落が地下にあります。平井諏訪神社奉納殿は上田・小県地方で最も古い農村歌舞伎の舞台として貴重な事から平成4年(1992)に上田市指定有形文化財に指定されています。詳細は判りませんでしたが社号から信濃国一宮である諏訪大社の分霊が勧請されたと思われます。本殿は一間社流造、建築年は判りませんでしたが、素朴で味わいのある社殿です。
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